建築家のスローライフな収納

東西方向に細長い家には、西と東に屋根の勾配にそった大きな掃きだし窓があり、まるで屋外に居るかのような明るさの開放的な住まいで、小さな子どもが居ても片づけにピリピリしない包容力のある空間です。

テレビとオーディオが組み込まれているシナ合板の収納棚には、棚の素材に合うように、籐のバスケットや植物を置き、地球儀、本、おもちゃが置かれた棚は、子どもの知的好奇心に語りかける絶好の装置です。

服や小物などを整理する収納ケースの条件は、収納場所の幅・奥行き・高さ・しまいたい物のサイズに合い、手頃な価格で買い足しがききくもので、素材と仕様をチェックします。建築家が選んだのは、イケアでした。

限られたスペースを使いこなすには、1つの道具を多用途に自由に使うことです。階段は腰掛けにもなり、引き出しをつけて物入れにもなります。腰掛け用のベンチも、ホームパーティーではテーブルとして活躍します。

デッドスペースをなくし、収納を目一杯作りたいと思う人が多いですが、つくる場所を間違えるとそこが新たなデッドスペースになることもあります。デッドスペースをそのまま活かし、玄関近くの階段下には傘や掃除機をしまい、階段の踊り場には落下防止のネットを付け、カバンを引っ掛けてあります。ネットは見通しも風通しも良く、行き来する動線上だから子どももすすんで片づけます。

壁のくぼみのカウンターや棚は、片付け基地になっています。子育て中は、無理をせず簡単に片づけるに限ります。散らかった物を拾い集めて一箇所にまとめるだけで、片づけすぎないのが疲れない秘訣です。昼間はおもちゃや絵本がちらかっていても、戻る場所さえ決めればそれでいいと割り切ります。

平屋住宅

最近では平屋住宅の魅力が見直されており、平屋住宅を希望する人も増えています。希望の間取りを実現するにはある程度の土地の広さが求められますが、平屋住宅には魅力がたくさんあるのです。

一番の特徴は階段がないことです。住宅内の事故で多いのが、階段での転倒や落下事故です。平屋住宅は、これらの心配もなく住まいの安全性が高まります。また、部屋から部屋への移動の際に階段を挟むことがないので、動線が短くなります。動線が短く、部屋から部屋への移動がスムーズに行えることは老若男女問わず住まいの暮らしやすさを実感できるのです。

そして、この階段を設けることで階段の下にデッドスペースが生まれてしまいます。しかし、階段がない平屋住宅は、その分間取りをコンパクトにすることができますし、収納スペースを増やすこともできるのです。家族構成やライフスタイルによっては、二階を作っても将来使わないなることもあるだけに無駄なスペースを作らずにすむことにも繋がるのです。

まさに私の実家がそうです。二階の子ども部屋は子ども達が巣立った後は物置部屋となっており全く機能していません。掃除をする際には掃除機を抱えて階段の上り下りをしなければならず、体に負担もかかってしまうのです。

そして、平屋住宅はワンフロアなので家で孤立する場所がなくなります。自然と家族がリビングへと集まってきやすく、コミュニケーションを大事にしやすいスタイルとも言えるのです。平屋住宅には魅力がたくさんあるので家造りを行う際には選択肢の一つとして考えてもいいのではないでしょうか。

配筋工事と打設工事

鉄筋を組む配筋工事と、コンクリートを流し込む打設工事が、基礎工事の中心的な工程です。
現場チェックを行う時は、まず配筋と型枠の間の距離感を注視してみましょう。

配筋と型枠の間の隙間に、コンクリートを流し込むので、この距離が「かぶり厚」になります。
年月とともに、コンクリートは空気中の二酸化炭素などの分子と反応をして、中性化していきます。
アルカリ性のコンクリートに覆われていると、鉄筋がさびることはありませんが、コンクリートの中性化スピードは、10年で1センチメートル前後と言われています。
よって、このコンクリートのかぶり厚が、建物の寿命を左右すると言っても過言ではありません。

また、建築基準法では、基礎の立ち上がり部分は4センチメートル、土と接する部分は6センチメートルのかぶり厚にするように定められています。
目視で計測するのは難しいので、実際に自分の目で確認して計ってみてください。
万が一、底面部分でかぶり厚が足りなければ、補助器具(スペーサー)の数を増やしたり、スペーサーの大きさを一回り大きくしてもらって補強をしましょう。
補助器具は数十円で購入できるものです。これをチェックして施すことで、正当な住宅寿命を実現できるのなら、是非やっておきたいですね。

パートナーの存在

家造りを経験して感じることは、家造りを成功させるには信頼できるパートナーと出会うことが一番であるということです。我が家は地域に密着した工務店に依頼しました。大手ハウスメーカーから工務店まで数多くの業者の人と出会い話をしてきました。住宅に無知な我々は営業マンの言葉巧みな技術に流されてしまうことも多かったです。

しかし、この業者選びに時間をかけたことで本当に信頼できるパートナーと出会い、安心して家造りを任せることができたのです。まず住宅への知識の豊富さです。我々のような住宅に無知でも分かりやすく教えてくれました。その中で何が住まいで大事なのか、暮らしやすさを高めるにはどのような間取りがいいのか様々な提案をしてくれました。

住宅への知識の豊富さだけでなく、経験の豊かさから幅広いプランを展開してくれ、我々は多くの選択肢の中から最良の一つを選ぶことができました。限られた予算内で最高の住まいを手にしたいというのは家造りを行う人なら誰でも希望することです。予算をオーバーしたという失敗談もよく耳にしますが、我が家は予算内で期待以上の住まいを完成させることができたのです。

それは予算がかさむ提案をしてくる時には同時に節約できるポイントもアドバイスしてくれたからです。建物に関してだけでなく、土地選びのポイントや住宅ローンの賢い組み方など住宅に関する全てのことに的確なアドバイスをくれました。この業者と出会えたことで今最高の暮らしを送ることができています。まずは業者選びを大事にしましょう。

ママのパソコンスペース兼スタディーコーナー

ママの居場所となるママスペースがLDKの一角に設けられることが増えています。私も自分の居場所となるスペースをキッチン横に設けました。キッチン横に設けることで家事の合間の時間を利用しやすくなります。煮込み料理の煮込んでいるちょっとした時間を利用して、コーヒーを飲んで休憩したり、家計簿をつけたりできます。

また、私は家事と育児の合間を利用してパソコンを使って仕事をしています。パソコンに集中できるスペースとしてここを利用しています。ここでパソコンで仕事をしながらも、リビングで遊ぶ子ども達の様子にしっかりと目が行き届くため安心して仕事に集中できます。仕事にも集中できるように、リビングとの境には腰壁を設け、腰壁の上には天井まで広がる面格子のオープン棚を設けています。

このオープン棚がLDKのアクセントにもなっていますし、リビングとママスペースを緩やかに区切ってくれる間仕切りの役目を果たしてくれています。横幅を設けたカウンターの下にもオープン棚を設けて、ノートパソコンやプリンター、書類などを収納しています。面格子部分にはお気に入りの雑貨を並べてインテリア性を高めています。

私が利用しない時は、子ども達のスタディーコーナーとして利用させようと考えています。夕飯の支度をしながら宿題をここでするのです。家事の手を止めることなく宿題のチェックが行えますし、子どもも親の気配を身近に感じるため安心して勉強を進められるのです。私の憩いの場でもあり、仕事場でもあり、子どもの勉強スペースとして多目的に利用できるスペースは大活躍しています。

ハウスメーカーVS工務店

家造りはまず業者を選ぶことから始めます。このパートナー選びこそが家造りの最大のポイントでもあるのです。希望に合った、希望以上の家ができあがるかどうかは、最適なパートナーに出会えるかどうかにかかっていると言っても過言ではありません。まずはハウスメーカーと工務店の特徴をとらえ、自分達にはどちらが適しているかを決めるところから始めてみてはいかがでしょうか。

ハウスメーカーは、会社としての規模が大きく、社会的信用は高いです。広告宣伝のプロが様々な工夫を凝らして情報発信を行うため、あらゆる情報を手に入れることができますし、どのような家ができあがるかというイメージが分かりやすいのです。モデルケースを多数持っているため、その中からプランを選ぶことができ、部材も工場生産のため早く、施工もマニュアルに従うため時間がかかりません。しかし、広告宣伝費やモデルハウス維持管理費など様々な経費が建築費に上乗せされてしまうので価格がどうしても高めになってしまうのです。商品の規格化のため、自由さが限られてしまったり、自社商品のみしか売ってくれないこともあります。

工務店の特徴は、ハウスメーカーのように一目見てどこのハウスメーカーのものか分かるような大量生産とは異なる一品生産の家造りを行うことができます。建築主の希望や都合を最優先してくれオンリーワンのこだわりが活かされた住まいとなるのです。地域での評判を大切にするため施工はもちろん引き渡し後のメンテナンスにおいても重要視する傾向にあります。しかし、会社規模が小さいため不安視されることも多く、洗練されたデザインや提案力の乏しさを感じる人もいます。まずは特徴を押さえ、最高の一社を選びだしたいものです。

自然の力で癒しの空間

少し前から住宅を購入しようと各ホームメーカーの住宅展示場を見に行き住宅のイメージや知識を多く持つようになりました。その中で一番心に響いた住宅は、太陽の光をふんだんに取り入れ、木の温もりを肌で感じられ家族みんなが健やかに暮らせる住宅です。自然の力を大いに活用することで心身ともに癒されマイホームの居心地も大変良くなると思ったからです。

日当たりのいい南面にリビングを設けそこから外に繋がるウッドデッキを設け、リビングを吹き抜けデザインにすることでより明るく開放的な空間を造り出すことができるのです。広々とした明るく開放的なリビングはまさに私たち夫婦の理想だったので心に響きました。

またその住宅メーカーは地元の杉をふんだんに使用しており地域貢献にも大いに貢献しているのも魅力の一つでした。その理由は木材利用ポイントの補助金がありお得に家を建てることができるからです。金銭的にも嬉しいだけでなく、その地元の杉をたくさん使い、住宅に一歩足を踏み入れたら木の香りが漂い見た目にも大変美しい仕上がりになっていました。また実際歩いたり、横になったりしてみて木の肌触りの良さや木の温もりを感じることもできますます自然の素材をふんだんに利用した木造住宅の良さを実感しました。天然素材の無垢な家は健康で暮らせる最高の条件なのです。

せっかく過ごすマイホームは健康で自然を贅沢に感じられる家にしたいと思っていただけに最高の住宅に出会った気がしました。これから話を詰めていき私たちらしい癒しの住宅を目指したいと思っています。

二階ホールを活用しよう

我が家は階段を上がった先の二階ホールは6帖の広さがあります。このホールを中心に各部屋へ行き来するような間取りになっています。この二階ホールは、昼間はキッズスペースとして利用しています。夜は、寝る前の時間を家族で過ごすセカンドリビングのような空間として利用しています。ここにこのようなスペースを設けたことで二階で過ごす時間が格段に増えました。

我が家の子ども達は小さく、二階で過ごす時間は寝る時くらいでした。しかし二階ホールを有効活用させることで、二階で過ごす時間にも愛着が湧くようになったのです。二階ホールをキッズスペースとして利用できるのは、リビングの一部を吹き抜けにしており、その吹き抜けに面して設けられているからです。まだ小さい子ども達だけで遊んでいても、一階に子どもが仲良く遊んでいる様子やケンカしている様子が伝わってくるので親としても対応がすぐにできるのです。気になる時は吹き抜けに向かって声をかければ一階と二階でコミュニケーションも取りやすいですし、別々の空間に居ても家族の一体感を得られるのです。

寝る前の時間家族でここで休憩することで、一階とは違った家族の時間が流れています。一階ではそれぞれ自分の時間を過ごすことが多いですが、二階のセカンドリビングでは、家族でゲームをしたり、絵本を読んだり親子で関わる時間を大事にできています。寝室からより近い場所で過ごすことで、子ども達がいざ眠くなったときもスムーズに対応できるのです。二階ホールをただの通路としてしまうのではなく、有効活用させてほしいと思います。

1坪洗面室

洗面室の一般的広さは1坪と言われていました。しかし最近では1坪以上の広さに余裕のある洗面室が設けられるようになりました。お風呂場と繋がった洗面室と脱衣室がひとつになっていて、そこに洗濯機を置いてあるという家庭が非常に多いです。家事をする主婦にとって、キッチンの次に重要な空間とも言える洗面脱衣室は、広さが求められるのも理解できます。主婦が家事で使用するだけでなく、生活する上でも家族みんながこの洗面脱衣室を利用するので広さに余裕を持たせる家庭も増えているのです。

しかし我が家の洗面脱衣室の広さは1坪しか得られませんでした。最初は狭いのではないかと不安に思っていましたが、無駄なスペースを生むことなく、空間を上手に活用したことで1坪でも不便さを感じることなく、家事を行うことができますし、家族にとって使いにくさを感じない空間が広がっています。

まず洗面台と洗濯機を横並びに設置すると20~30㎝ほどの隙間が生まれます。この隙間をそのままにしておくのではなく、洗面台と高さを揃えた隙間収納を取り入れました。わずかな隙間ですが、ここを収納スペースにしたことで、洗剤などの洗濯関連用品やタオル類、化粧道具など洗面室で必要なものをきちんと管理できています。

そして洗濯機の上部も空洞が生まれます。ここにオープン棚を設けました。そこには家族の下着やパジャマを収納しています。これらを洗面室で管理することで入浴前の事前準備が格段に楽になるのです。限られた空間でも収納スペースを確保して、物が散らかりにくく、広々と空間が利用できるように工夫しましょう。

二階のフリースペース

階段を上った先のスペースを多目的で使用できる空間を設ければ二階での過ごし方が楽しくなるとおもいませんか。現在私は二階建て住宅に住んでいるのですが二階へは寝る時と二階のベランダに洗濯物を干しに行く時くらいしか使用しません。二階で楽しく過ごすという感覚がなかったのですが、新築住宅を建てた友人宅へ行きその考えを覆されました。

友人宅の二階には第二のリビングルームのような空間がありました。階段を上がった先に寝る前の時間を家族で過ごすことのできる空間があり二階で過ごす時間が今までよりも増えたと話していました。二階に第二のリビングを設けたことで二階には廊下がありませんでした。このファミリースペースを中心に各子ども部屋や寝室へと行けるようになっておりスペースを大変有効的に活用しているなと感じました。

二階のファミリースペースには窓を設け明るさを取り入れたり、気持ちのいい風を取り込めるようにしていました。また備え付けのデスクや本棚が設けられており、子ども達のスタディールームとしても活用できるのです。また子ども達の遊ぶスペースとしても活用できますし、時には旦那さんの書斎ルームとしても活用でき多目的にしようできる空間を二階に設けるのはいいなと感じました。

この空間の日当たりや風通しもいいの室内用洗濯物干し場としても活用させていると友人は話していました。一階のリビングの快適さも大変重要ですが二階での過ごし方を改めて考え直し、楽しい時間を過ごせるようにしたいです。